『春香たちの夜・春香白ヤンデレ説』 >>660 氏のをベースに、千早が島にいない版を考えてみました。 なんかPと春香の悲壮な心理戦になっています。 作者さんが言っていた「外部犯はない、最初に島に渡った7人の中に犯人がいる」とか、 記述されていない決定的事実は基本的に推理に関係ないということを想定しています。 * 7人:P、春香、やよい、あずさ、真、亜美、真美。 ●ポイント ・暗号文の改変主、そして事件のきっかけとなったのは春香。だが一連の殺人の犯人ではない。 春香の目的は、千早をあきらめさせて、Pと無理心中すること(春香はヤンデレ状態)。 *「どうせ嫌われちゃうなら」→「もろとも永遠に一緒になりたい」 ----   春香の心理状態についての与太話:「太陽のジェラシー」の歌詞から気になる部分(1番サビ)     追いかけて 逃げるふりをして     そっと潜る 私マーメイド     つかまえて「好きだよ」と言って欲しい     熱い永遠の今 きっときっと未来が始まる   *「追いかけて〜私マーメイ」=逆ドッキリについて、および、呼び出したのは自分であるという示唆   *「つかまえて〜欲しい」  =暗号を汲んで私と一緒に死んでください的   *「熱い〜未来が始まる」  =心中することで永遠に一緒になるという未来の描写 ---- ・殺人の犯人はP。Pは誰に対しても明確な殺意は持っていないが、 DQNなので事故の件が千早に知れることはどんな手段をとっても(たとえ誰かを殺してでも) 阻止したいと考えている。殺意を持つのは、確実に事故のことを知っていると思しき 「自分を呼び出した者」、そしてやよい殺害以降は、自分が実は生きていて「犯人」であることを 悟った者に対してで、目的は純然たる口封じ。 * そういう意味では、春香が行動しなければ誰に対しても殺害する動機も意思も特に無かった。 ・本編で島にいると描写されていない人間は、最初から現在まで島にはひとりもいない。 もしいるならば、それを示唆する描写がなにかしら存在するはず。しかし、春香と真以外は 捜索を本気で行っているはずなので、ドッキリの中で真か春香がボートを隠した(と思われる)場所以外で 船などが見つかっていない以上、誰も上陸していないものとして考えるのが自然だと思う。 ・「ノックスの十戒」には反するが、ロッカーの奥の面は扉になっていて「応接間」とつながっている。 応接間は、基本的にPが拠点にしている。 「事務所に雰囲気が似ている」のはそのため。誰かが応接間に来そうになったらロッカーに隠れる。 * 作者さんも映像をよく見てほしいんだぜと言っているし……。 ・監視カメラは、暗闇では映せない設定。音声は拾えても拾えなくてもどちらでもよい。 ただし、島にいない番組スタッフは、普通に何も知らず2重ドッキリの番組収録をしている。 つまり、カメラの映像を切り替えて見られるし、動くものがあれば反応する画面を見ることができる。 ゆえに、Pも証拠を残さないためにはカメラに映る状況で殺人はできないため、 カメラをOFFにするなどしなければならない→突発的な事態の場合、それを意識した行動になる。 ・照明操作については、「ドッキリの演出のために全部屋の照明を『一括管理』できるシステム」 としか言っていないので、遠隔ではなく拠点である応接間でのみ行える設定。 (そもそもこれはミスリード要因なのではないかと思っています。  結局照明操作って応接でしか行われていないから、照明の一括操作は  実は犯行には関係ないのかなと) ・ドッキリの企画内容。660氏とほぼ同じだけど、千早が登場しないこと、 春香側の「死体人形」がPである点、「隠し部屋」が応接間そのものである点が違う。 |P・真側:ドッキリA |   真の発言通り、P→やよい→亜美真美→あずさ、と言う風に順番に死体の演技をする。 |   最後に真が死ぬ演技をするが、本人演技では春香にバレる心配があるため首チョンパ人形を用意。 |   1人残された春香。そこに停電。春香が恐怖に怯えたあと照明が戻ると、そこにはPが。そしてネタバレ。 |春香側:ドッキリB(逆ドッキリ)。 |   P・真側があずさに死体の演技をさせるまで好きにさせる。上手くいかない場合は、むしろフォロー。 |   真は応接とロッカーがつながっていることは知らず、ロッカーに真人形が入っていると聞かされている。 |   残り春香と真のところで、真がロッカーに人形を用意しに行っている間に春香がPにネタバレ。 |   用意した「Pの死体人形」を応接室側からロッカーに入れる。その死体人形を真が見つけてビックリ。 |   そこで春香によって停電。照明回復すると、そこに春香とPが。そしてネタバレ。 ・事件全体としてみたら、千早とPの関係、そして千早弟の事故は、春香およびPの 行動の動機付けでしかなく、それらそのものは一連の殺人事件とは直接リンクしていない。 ゆえに、実は事故との日付の一致もどうでもいい。 追加ヒントとして作者さんが千早のロケットを持ってきたのは、千早ベストEDと春香ベストEDの Pの態度の違い(=春香がヤンデレ化する要因。ED以外の「ある日の風景」などのコミュでも、 千早に対してと春香に対してでPはだいぶ態度が違う)については、その二人でベストエンドを迎えるまで アイマスをプレイするか、それらをニコなどで見ていないとわからないためではないだろうか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ●流れ Pの過去を知り、Pに嫌われることを恐れる春香。 そこに田中から、逆ドッキリ仕掛人の依頼の電話が入る。  「ドッキリを利用して、千早とPを別れさせよう。あわよくば・・・」 春香は計画を思いつき、田中に「逆ドッキリ仕掛人になる」と伝える。  「無人島に『謎の手紙』というドッキリアイテムが登場するから、それを利用し   Pに千早の弟の事故の件を問い詰め、千早をあきらめてもらおう。   私はPが殺人者でも、嫌いになんかならない。だから、せめて一緒に・・・」 春香はPと同じ携帯モニター端末を与えられる。逆ドッキリ演出上のため。 ↓ 8月15日、無人島にて撮影開始。ナマコがはるるんの背中をゾクゾクと責め立て、開発が進む。 撮影終了後、あずさが館を発見。館へ移動 ↓ 館内にて『謎の手紙』を亜美真美発見。この手紙は春香が用意。 最終的にPにその文面が伝われば春香にとっては発見者は誰でも (場合によっては自分でも)よかったが、これを発見したことで 亜美真美の命運が決まる。 Pは自分の用意した手紙でないため、驚く。Pは島を離れる。 ↓ Pが島を離れて30分後。春香は「応接間」がPの拠点であると知っているので、 暗号文の補足的意味合いで新聞記事を応接間の机上にこれ見よがしに置く。 この行動の目的は暗号文を読んだPが浜辺に来る確率を上げるためであって 脅迫の意図はない。ただの「私は事故について知っています」というアピール。 * だが、Pは春香が考えた以上のDQNだった……。 ↓ P帰らず。皆でPを探す。真はPと接触。P死んだ振り。 ↓ P発見、全員館へ移動。時間は夜に。 Pおよび春香は、いきなり浜辺へは行かず、まず自分周囲のカメラをOFFにした後、 監視カメラで相手が来るかどうかを探る。しかしお互い同じことをしていたため現れず、 館に帰る。応接室に戻ったPは、新聞記事を発見、暗号文と合わせると 「6人の中に事故について知る者がいて、自分を脅している」ものと断定、 モニタを持つ以上自分が有利と判断して葬り去る方針に決定。 ↓ 春香は、Pが暗号文の差出人に対し殺意を抱いているとは思っていないため、 ドッキリはドッキリで継続中であると考えている。すると、Pは 死んだはずの人間なので誰にも見つかってはならない。 そのため、今、館の人間に外に出て欲しくない。 また、ドッキリのシナリオ上次の「殺され役」はやよいなのでやよいの部屋を訪れ、 しかしやよいが殺人事件などと騒いでいる。これはドッキリには好都合と思い、 やよいにわざと「怖い笑顔」で対応。思惑通りやよいは恐怖するが、予想外に大きな 反応で逃げ出し、見失ってしまう。 みんながいる館の中でやたらモニタを取り出して見ているところを発見されたら ドッキリABともに崩壊してしまうほど露骨に怪しいので、普通に足で探す。 ↓ 春香がやよいを見失った頃、やよいは応接間へ。Pはその前にモニタで察知し ロッカーへ隠れる。やよい、新聞記事を発見。とっさにPによって部屋の照明が 落とされる(この時点でこの部屋はカメラに映らなくなり、春香やスタッフからの 目撃可能性が排除される)。 混乱するやよい。壁を叩きまくっていたら、ロッカーにつながる扉を偶然発見してしまう。 そこには当然Pが潜んでおり、Pは死んでいるものと思っているやよいは より一層混乱する(「嫌だあああ」)。 Pもまた唐突に事故について突き付けられ、また誰が差出人かで疑心暗鬼に なっていることもあり微妙に混乱している。やよいが記事を単独で見たところで 真相に行きあたらないことには考え至らず、やよいの口を封じることに。 やよいがPに腕力でかなうはずもなく、大した外傷もなしに気絶or撲殺。 このときドアが壊れる。なお、このときやよいは別に記事を守ってはいない。 とりあえず壊れたドアをロッカー内に隠して、本棚などで応接室側の入口を隠ぺい。 ことが終わった後、我に帰ったPは、やよいが確実に「差出人」ではないことに 思い至る。差出人であれば、記事の「発見」はしなくともよいからだ。 そこで、やよいを差出人をおびき出すための餌とすることにした。 多少のリスクは負うものの、単体では己とは結びつかない血染めの記事を やよいの死体に持たせ、記事の意味を知る者=差出人に対して逆脅迫 (「お前もこうなるぞ」)する。ただ、自身が潜む館から注意を逸らしたくもある。 ↓ あずささんが海に出たのを見計らって、やよいを浜辺の草の陰に移動。あずささんに 発見させるつもりだった。記事を血染めにするために、まだ死後硬直が始っていない or気絶しているやよいをフルボッコにして出血。手に特に激しい攻撃なのは、 あとのせサクサクの記事を血染めにするためには一番近い部位がよいからか。 このあたりは660さんと同じ。 ↓ 16日朝、あずさ、やよいを発見。 春香は自分とP以外に死ぬ人間など出ない思っていたのに、やよいが 演技ではなく本当に死んでしまったためショックを受ける。 そして、その犯行現場を春香は見ていないが、そもそもPは生きていることと、 他のメンバーがどうしていたかを春香は知っているため、Pによる犯行と確信。 ここから春香はPへの病んだ思いとPが仲間を殺したことへの憤りが入り混じって 複雑な探偵モード(Pを殺して後を追う=真と同じ行動)へ移行。 ただし春香は真と違い運動神経が鈍いので、どうにかして頭脳戦で戦わなければならない。 春香の武器は、Pにモニタ持ちだと知られていないことと、自分の行動範囲について モニタを無効にできること。 ↓ あずさ、血まみれのロッカー発見。春香に見つかるもスルー。 あずさが見つけた壊れたドアは応接室側のドア。 春香がスルーした理由は、自分がドッキリBの仕掛け人であることを まだバラしたくない(Pにモニタを利用できることを悟られたくない)ため、 ドッキリに深くかかわりのある「応接とロッカーがつながっている」ことから 遠ざかりたかったため。 ↓ 春香、Pの行動を把握するためには自分たちが屋敷にいない方がやりやすいため、 外に犯人を探しに行こうと提案。外へ。Pは春香がドッキリBの仕掛け人と 知らないので、アイドルたちの様子をうかがうのに適している館へ戻る。 このとき応接側のドアも修理。 ↓ 亜美真美がトイレへ行きたいと言い出したため、館に戻る。 トイレに春香がついてきた理由はPから守ろうとしたため。 「あれ?」のセリフは、こっそり見たモニタで、Pが応接から いなくなっていることに気付いたから。 このときPは、亜美真美が手紙の写しを持っていることを それまでの経緯のどこかの行動で見ていたため、ロッカーで 様子をうかがっていた。 春香が戻っていったとき、真美がひとりでロッカー近辺の探索を 行ってPを発見してしまったため、そこで抵抗されながらも撲殺。 しかし、真美はメモを所持していなかった。 一方トイレでは、亜美がカメラを発見、取り外す。 「んーふーふー、真美ー、面白いものみつけたよー」と楽しげに 真美に報告しようとやってくる亜美に対し、後頭部への鈍器の一撃で 不意打ちしてSATSUGAI。 所持していたメモを奪うも、そこにあったのは「こ」がない、つまり 事故について知らない者が書き写したものだったので、差出人では ないと知る。ここで、仕掛け人という特殊な環境にある真も怪しいし そもそもすり替えを行いやすい立場にあると思い返し、 亜美が取り外して持ってきたカメラを置くことでカマをかけることに。 真は事前説明時に「トイレ盗撮」に嫌悪感を示していたので、より 反応しやすいと考えた。 「千早の写真入ペンダント」を落とす。P気付かず立ち去る。 前述のように、これは作者さんからの「それほどディープにアイマスについて 知っていない読者へのヒント」であって、本筋にはあまり関係ない。 ↓ 春香・真・あずさは亜美真美の遺体をロッカーで発見 気絶した春香をかかえ、寝室へ移動。 ↓ 真、水を汲みに一階へ。ここの行動はモノローグの通り。 ↓ =====================ここから更新したよ===================== (未完せいじんはどこかに去って行ったようだ。  7話を受け補強すべき点は、Pが自力で暗号を解読したわけではない点と、  Pが事故の秘密を殺人までして隠蔽する動機が強化された点。  大筋では今までのまま。田中もミッキーも上陸せずそのまま船で帰ったとする) P、モニタでカマかけ後の真の行動を見た結果、武器を手に各部屋を徘徊して 自分を探している以上、差出人は真であると誤認。 寝ている(ように見える)春香は依然ノーマークのまま。 ↓ あずさ、亜美真美の遺体のあるロッカー調査。 660さんは「1階の」と書いていたけれど、本文にロッカーが二つある という描写なし。ロッカー絡めた間取り図の話をしているとき、 作者さんが「同じ間取りの部屋もある」と発言したことが あるだけだった気がする。 そもそも、ロッカーが二つあるとは本編でどこにも描写されていない。 (一つしかないとも描写されていないけれど) ただ、少なくとも真と春香がスルーしたロッカーとあずささんが 壊れたドアを見つけたロッカーは同一。 ここではロッカー一つのみ(かつ、応接につながっている)説とする。 ●唐突にロッカーについての考察。 と、今ここまで書いて気づいたけど、「応接間」は普通の屋敷なら 1階にあるので、ロッカー←→応接は、単純な扉一枚隔てた 構造ではなく、上下方向の移動可能な通路があるかも。 つまり、エレベーター状、もしくは隠し階段の可能性がある。 スレでどなたかが言っていた、遺体や人形の隠し場所としての 隠し部屋があったほうが都合が良いという件にも合致する。 でも通路や階段、部屋のようなものだとすると、壊れたドアは 急いでいるときわざわざロッカー内に置いておく必要が無い。 ロッカー内の空間ごと上下動するエレベーターが妥当か。 廊下の突き当たりという配置もそれっぽい。 時間があるときならエレベーターの上下の空間を隠し場所にできるし、 スレの前のほうで話に出ていた1F/2Fで内容を入れ替えられる 2つのロッカー方式よりもずっと仕掛け人にとって使いやすいし、 仕掛けのつくりとして自然だと思う。 * 4話の真がモノローグで自分がPから聞いたドッキリで屋敷の  説明をしているとき、「ボクは屋敷の仕掛けをフルに活用して」と言っている。  真は仕掛け人なのに今まで話に出たカメラや照明の使用権を  得ていない(まだ使っていないだけの可能性もあるが、それなら特に  ナタをもってPを捜索しているときにモニタを使わないのは不自然)  ようなので、このロッカーエレベーターは真(春香も)が利用できる  「仕掛け」の一つなのかもしれない。だから二人とも不自然にスルーするし、  真はPの隠れ場所を「あとはここしかない」と確信する(外かもしれないのに)。 ↓ あずさ、亜美真美の書いた「謎の手紙」の写しを手に入れる。 暗号について考察するが、これはプロローグで暗号を 千早と関連付けられなかった読者へ向けてのサービスと見るべき。 ↓ P、真と対決するために、あずささんが去ったあと、 ロッカーの亜美真美の遺体を応接に片付け、 代わりに真がロッカーに来たときに備えP人形を設置。 また、モニタの向こうのスタッフ対策として、応接と ロッカールームのモニタはOFFにしておく (これから真をSATSUGAIする予定であるのと、 とかちsの遺体処理がみつかるとベリーメロンなので) ↓ 春香が目を覚ます。真の行動をモニタで確認し、 春香はドッキリAの仕掛け人である真もPとグルかもしれないと疑う。 自分がモニタ持ちと気づかれないまま安全を確保する手段として、 廊下のカメラをOFFにした上で取り外す。 廊下は各個室+突き当たりのロッカー、トイレまでの 移動経路になるので、2階において、1階の広間と同じくそこを通らないと どこにもいかれないポイントである(自分が他者の廊下の移動を 認知できなくなるというリスクもある)。 そして、おそらく白であろうと春香が思っているあずささんには、 Pが生きていて自分たちを狙っているのだと伝えるため、 わざとそのカメラをあずささん前に落とす。 一言も説明せずスルーで寝室に戻った理由は、Pにモニタで 見られているかもしれないので、あえてその事情を説明せず あずささんを一瞥してあずささんを認識したことだけは アピールするにとどめた(少なくとも「自分たち以外の 誰かに監視されている」ことに気づかせたかった)。 だがあずささん天然と情報不足のため前半のみしか効果ナス、 結果としてその行動は余計にあずささんに疑われたわけだが。 ↓ P、真を始末するために、あずささんが去ったあとロッカーの亜美真美の 遺体を片付け、代わりに真がロッカーに来たときに備えP人形を設置。 ↓ あずさ、ナタを持った真に会う。お互いのモノローグのとおり。 あずささんは春香も真も疑わしいと最初感じたが、そこでティン☆と来る。 (本編でもやよいは「迷探偵」という表記だったが、あずささんは  「名探偵」と冠せられている) 両方ともなんらかの疑わしい行動を取っているということは、 二人が敵対しているか、共通の敵がいるかのどちらかということ。 後者かつその共通の敵が自分なら、いくらでもチャンスはあったはず。 つまり少なくともどちらかは味方。 そして、春香は自分にカメラを託すような形で休み、二人きりでも 何もほかにアクションを取らなかった。真は春香を休ませたときも 何もアクションを取らなかった。 真、春香ともに共通してロッカーをスルーした経緯がある。 つまり、真、春香ともに味方で、自分たち以外に「敵」がいると考えると 自然。ただし、もちろんどちらの行動も罠やフェイクかもしれない 可能性はまだ十分にある。 また、島に上陸した7人の残りの者は全員死亡とされていたが、 その中で直接あずささんが詳細に遺体を確認していないのはPだけ。 という経緯で、それまでは仮説すら立てていなかったであろう、 P=生存していて犯人説に行き当たる。 そこから一人でナタを持って行動している真の真意を掴むのは容易なため、 仮説が事実なら加勢すべく、実は真が敵なら護身のため、武器(鎌)を 用意して、いずれにせよ真を捜索開始。 ↓ 真、ロッカーに移動。P人形に驚きつつ背後からの影、Pとの格闘。 パリイを駆使しつつ防戦していると、鎌を持ったあずさがやってくる。 2対1では不利なためPは逃亡。この時点で真はあずさに疑われていると 思っているため、同士討ちを避けるために自分の知っている真相を 即座にすべて話す。 それにより2人の間ではお互い味方であることが確信が持てるが、 真にもあずさにも春香が味方である積極的な理由がない。 そこで、二人は春香をフェイクで試すことにする。 ↓ 真の首チョンパ人形と、いましがた出てきたP人形、ナタなどを 春香の周りに配置。もし春香が瀕死っぽく見えるあずさを 落としたナタで襲ったり止めを刺そうとするようなら敵だし、 そうでないなら敵はP一人となる。 真は影にじっと潜み、Pの来襲や春香が敵だったときに備えている。 ↓ 同じ頃、Pはおそらく3対1になるであろうことを悟り大広間に放火。 春香が感じた焦げ臭さはこれ。 意図としては、2Fから降りてこられなくする。その上で、唯一の1Fへの経路である 応接側ロッカー出口で待ち受ける。ここなら不意打ち可能な上に、 同時に多人数を相手にする確率が下がる。 ↓ 春香、再び目を覚ます。 予定通り、春香は真人形の首を落とし、P人形を見る。 あずさの「あ……あ……き……カ……」は、 Pに聞かれたとき不自然にならぬよう「(何も)聞かないで」か。 ●今後の展望(妄想) 結果として春香は味方なので、3人でPのサーチ&デストロイと 脱出を図ることとなる。が、階下が燃えていることに気づき、 Pの意図どおりロッカーから脱出しようと真あたりが提案することになる。 ↓ Pにとっては事ここに到ってはジェノサイドしか保身の術がないので、 前述の作戦で一気に各個撃破を図る。実際1対1なら3人の誰が相手でも 負けないだろうし。 ↓ ところがここにPの気づいていない条件があり、春香はモニターを所持している。 (つまり、最後まで武器を保持し続けた春香の勝利) Pが応接間で待ち伏せ続ける間、3人は春香のモニタを頼りに 炎の回り切っていない場所を突っ切り、屋敷外へ脱出。   まるで太陽が ヤキモチを妬いてるみたいね   ハートも焦げてしまいそうよ いつまでたっても春香たちが降りてこないことに疑問を感じたPはロッカーエレベータで 2Fへ。しかしそのとき屋敷全体に炎が回りきって崩壊を始める。 屋敷の外で呆然と崩れ落ちる屋敷を眺める3人をだんだんズームアウトながら、 「太陽のジェラシー」でスタッフロールが流れる。      F I N ↓ そして最後に大方の予想通り、閣下の「なーんちゃって」。 「Pさんごときの腕前じゃ、あたしたちをどうこうできるわけないんですよねー」 ですよねー弾幕で大団円。 # 弟の件をネタに云々はこの際置いておく